一般的に考えられるリスクと副作用について

医療ガイドラインでは、ホームページ上においても、自由診療の料金だけでなく、リスクと副作用について明記することとなっております。歯科医師として一度も経験の無いようなものもありますが、あくまでリスクと副作用として「考えられるもの」について表記しております。

ホワイトニング

・ホワイトニングは健康保険適用外の100%自己負担(自由診療)となるため、健康保険適用の治療と比べ治療費が高額となります。
・ホワイトニングでは、非常に少ないですが歯の保護膜を溶かしてしまう作用があります。
・ホワイトニングでは、しみるような感覚がでることがあります。
・ホワイトニングは、天然歯であることが前提の施術ですので、入れ歯や差し歯、セラミックなど、人工歯を白くすることはできません。
・歯にヒビがある方は、ホワイトニング剤がヒビから入り、強い刺激を与える可能性があるため施術を避けるべきです。
・抗生物質の影響で歯の変色が大きい場合、ホワイトニングの作用が出にくいです。
・無カタラーゼ症の方は、ホワイトニングの過酸化水素を分解することができないため、体内に取り込まれると、進行性口腔壊死などの症状につながる可能性がありますのでホワイトニングはできません。

セラミック治療

・セラミック治療は、健康保険適用外の100%自己負担(自由診療)となるため、健康保険適用の治療と比べ治療費が高額となります。
・セラミックの種類によっては、強い歯ぎしりや噛みしめにより、破損させてしまう場合があります。
・ジルコニア自体が割れてしまうのではなく、表面を覆っているポーセレンというセラミックが割れてしまうことのほうが多くあります。原因のひとつとしては、ポーセレンというセラミッ
・メタルボンドの場合は、歯と歯茎の境が黒く変色(ブラックマージン)してしまうことがあります。