TREATMENT METHODS

治療の種類

セラミックを使用した歯冠修復や審美修復には、
歯全体を覆う「セラミッククラウン」、歯の一部分を補う「セラミックインレー」、
歯の表面に薄いセラミックを接着する「ラミネートベニア」などがあります。
また、セラミックの被せ物・詰め物とは異なりますが、
歯科用コンポジットレジンを直接築盛する「ダイレクトボンディング」も
審美修復の選択肢のひとつです。

4 TREATMENT OPTIONS

セラミック治療・審美修復の

主な4つの方法

どの治療方法が適しているかは、
むし歯や欠けの大きさ、残っている歯質、歯の色や形、
噛み合わせ、ご希望などによって異なります。
それぞれの特徴を確認しながら、適切な方法を検討します。

セラミッククラウンによる被せ物治療のイメージ

01

CERAMIC CROWN

被せる
クラウン

歯を全体的に覆う被せ物です。
広範囲に歯を修復する場合などに用います。

セラミックインレーによる詰め物治療のイメージ

02

CERAMIC INLAY

詰める
インレー・オンレー

歯の一部分を補う修復方法です。
主に奥歯の部分的な修復に用います。

ラミネートベニア治療のイメージ

03

LAMINATE VENEER

貼り付ける
ラミネートベニア

歯の表面に薄いセラミックを接着し、
色や形を整える方法です。

ダイレクトボンディング治療のイメージ

04

DIRECT BONDING

築盛する
ダイレクトボンディング

歯科用コンポジットレジンを直接重ね、
歯の形や色を整える方法です。

01

CERAMIC CROWN

セラミッククラウン
被せる治療

歯全体を覆う被せ物を「クラウン」と呼びます。
大きなむし歯で歯質を広範囲に失った場合や、
根管治療後の歯、すでに大きな被せ物が入っている歯などで
クラウンによる修復を行うことがあります。

現在の保険診療でも、治療する歯や条件に応じて
金属やCAD/CAM材料など複数の選択肢があります。
一方、自由診療のセラミッククラウンでは、
ジルコニアやガラスセラミックなどを使用し、
金属を使わずに修復することができます。

セラミック系材料は天然歯に近い色調や透明感を表現しやすく、
金属のように腐食することがありません。
また、一般的な歯科用レジンと比較すると
色調が変化しにくいことも特徴です。

ただし、セラミックも永久に変化しない材料ではありません。
強い噛み合わせや歯ぎしりなどによって
欠け・破折・脱離が起こる可能性があり、
治療後も定期的なメインテナンスが重要です。

01

FULL COVERAGE

歯全体を覆って修復します。

02

AESTHETICS

天然歯との調和を考えた色調を目指します。

03

METAL FREE

金属を使用しないクラウンも選択できます。

セラミッククラウンの治療イメージ

セラミッククラウンによる修復のイメージ

CERAMIC CROWN


歯全体を覆い、
形と機能を整える。

TREATMENT POINT

クラウン治療では被せ物を装着するために歯を削る必要があります。
必要な切削量や適した材料は、残っている歯質や噛み合わせなどを確認して判断します。

02

CERAMIC INLAY / ONLAY

セラミックインレー
詰める治療

歯の一部分を修復する詰め物を「インレー」、
より広い範囲を覆うものを「オンレー」と呼びます。
主に奥歯のむし歯などで、
歯全体をクラウンで覆う必要がない場合に検討します。

保険診療でも金属だけではなく、
症例や適用条件によってレジン系材料やCAD/CAMインレーなどが
選択できる場合があります。

自由診療のセラミックインレーでは、
周囲の天然歯に合わせて色調を調整することができるため、
金属色が目立たない自然な修復を目指すことができます。

セラミックは表面が滑らかで色調変化も比較的少ない材料ですが、
セラミックにすれば二次むし歯が起こらないわけではありません。
修復物と歯の境界部分の清掃や、
定期的なチェックが必要です。

01

PARTIAL RESTORATION

歯の必要な部分を修復します。

02

NATURAL COLOR

周囲の歯に調和する色調を目指します。

03

MAINTENANCE

治療後の清掃と定期管理が重要です。

セラミックインレーの治療イメージ

セラミックによる部分修復のイメージ

CERAMIC INLAY


必要な部分を、
自然な色調で補う。

03

LAMINATE VENEER

ラミネートベニア
貼り付ける治療

ラミネートベニアは、
主に前歯の表面を必要な範囲だけ形成し、
薄いセラミック製のシェルを接着する治療方法です。

歯の色が気になる場合や、
歯の形・大きさを整えたい場合、
前歯の小さな隙間などを改善したい場合に
選択肢となることがあります。

クラウンのように歯全体を覆う治療ではないため、
症例によっては歯を削る範囲を抑えながら
見た目を整えることができます。

ただし、すべての歯並びや噛み合わせに適応できるわけではありません。
大きな歯の位置異常、強い歯ぎしり・食いしばり、
残っている歯質の状態などによっては
別の治療方法が適していることもあります。

FOR EXAMPLE
このようなご希望で検討します

前歯の色
歯の形
歯の大きさ
小さな隙間

ラミネートベニア治療のイメージ

前歯のラミネートベニア治療イメージ

LAMINATE VENEER


薄いセラミックで、
前歯の印象を整える。

IMPORTANT

ラミネートベニアでは歯の形成を伴う場合があります。
一度削った天然歯は元には戻らないため、
治療の必要性や他の選択肢も含めて検討することが重要です。

04

DIRECT BONDING

ダイレクトボンディング
直接築盛する治療

ダイレクトボンディングによる審美修復のイメージ

コンポジットレジンを使用したダイレクトボンディングのイメージ

DIRECT RESTORATION


歯に直接、
色と形を築いていく。

AESTHETIC COMPOSITE RESTORATION

歯科用コンポジットレジンを
直接重ねて形を整えます

ダイレクトボンディングは、
歯科用コンポジットレジンを歯に直接盛り重ね、
光を照射して硬化させながら
色や形を整えていく修復方法です。

セラミッククラウンやセラミックインレーのように
技工物を製作して装着する治療とは異なります。
そのため、厳密には「セラミックの被せ物・詰め物」ではなく、
審美修復治療のひとつとして位置づけられます。

症例によっては歯を削る量を抑えながら修復でき、
複数の色調を使い分けて天然歯の色や形に近づけていきます。
小さな欠け、むし歯治療後の修復、
前歯の形や小さな隙間の調整などに用いられることがあります。

一方、コンポジットレジンはセラミック製の修復物と比較すると、
使用期間や生活習慣によって
摩耗・着色・欠けなどが起こることがあります。
治療範囲や噛み合わせを確認したうえで適応を判断します。

01

DIRECT

歯に直接材料を築盛します。

02

MINIMAL

症例によっては歯質の切削を抑えられます。

03

REPAIR

状態によって部分的な修理が可能な場合があります。

TREATMENT SELECTION

05

「白くする」だけではなく、
歯の状態に適した治療方法を

クラウン、インレー、ラミネートベニア、ダイレクトボンディングには、
それぞれ適している症例と注意点があります。
当院では、現在の歯の状態、残っている歯質、
噛み合わせ、治療範囲、仕上がりについてのご希望などを確認し、
それぞれの治療方法の特徴をご説明したうえで治療計画をご提案します。